ジュエリーデザイン画無料アドバイス事例/3,ブレスレット

先着10名モニター募集/ジュエリーデザイン画無料アドバイスにご応募いただきました。

素敵なジュエリーデザイナーさんが増えたら嬉しいな、という思いで企画しました。ジュエリーデザインって楽しいし、絵を描くことって癒しにもなります。どなた様もお気軽にエントリーしてくださいね!(締め切りはHPでお知らせします。)

 

ご依頼いただいたデザイン画

今回は長崎からご依頼いただきました!
こちらがポイントをお伝えする前のデザイン画です。

最終的に5人の子供に分けられる

コメント
私が欲しいものは最終的に5人の子供に分けられるこんな感じのものです。

 

お子さんに分けられるものなんて素敵なコンセプトですね!
早速アドバイスしていきます。
*今回のアドバイスはデザイン画を「作れる」形にするためのワンポイントアドバイスを行っております。

 

まずはデザインを実際のサイズに展開してみる。

ブレスレットはだいたい一般的に全長18cmが平均の長さとなります。

1つのブレスレットを5つに分けられるようにするとなると
18cm÷5=約3.6cmが1つ分となります。

 

接続部分をデザインする

今回は「1つのブレスレットを5つに分けられるようにする」がコンセプトです。

5つに分けて、その5つとも何かに使えるようにするのであれば
5つに分けたときにその5つが1つでも成立するデザインになっていて
それを1つにつなげる必要があります。

それではお手持ちのネックレスやブレスレットの金具部分をみてみましょう。

ネックレス着脱金具部分

一般的にはこのような引き輪とプレートがついていますね。
金具部分には引き輪の他にフックタイプのものもあります。

ヒキワ、フック

5つを繋ぐ金具をどんな形にするか考えてみましょう。

金具にプレートが5つつくのはブレスレットにしたときに違和感がありますので、このようにコマが大きめのチェーンを引き輪やフックで噛んで繋ぐ方がスマートです。

 

チェーンを金具で噛む

 

チェーンをデザインする

私のオススメチェーンはこちら
でももう少しデザイン性のあるものを選ばれてもいいですし、1つのブレスレットの中に複数の種類を混ぜてもいいと思います。

ブレスレットチェーン + 種類 で検索してみてくださいね。

石部分(石座)をデザインする

今回のデザインは、ダイヤモンドか何かの石がステーション(飛び飛び)に5つついています。

最終的に5人の子供に分けられる

ダイヤモンドを想定されているので、それでお話ししていきましょう。
ブレスレットにする場合、つけたときに石がひっくり返ったりすることがあるので、ステーションブレスレットの場合は、覆輪のタイプを使うことが多いです。

覆輪タイプイメージはこちら

でも、上のリンクにあるように、お子様のお名前をイニシャルで石座をデザインしてしまうのも楽しいですね!

 

デザインイメージ

小林アドバイス

 

こんな感じのパーツを5つ作り、ひき輪(もしくはフック)で次のパーツのマルカンを噛んでつなげていくことでブレスレットにできるようになります。

ダイヤモンドも、白(無色)だけでなくブラウンカラーのものもあります。シャンパンカラーやコニャックカラーなんかもすてきですね!

今回はワンポイントアドバイスなのでこちらで終了といたします。
ぜひ詳細細かいところ詰めていってくださいね!

 

ジュエリーのデザインを勉強する方へ

 

実は、ジュエリーデザイン画をどの時点で完成にするかは加工の条件にも左右されます。例えばご夫婦でお仕事をしていて加工職人とペアで製作を行う等の場合は、正面からのデザインを完成させてそれ以降をパートナーの職人に加工詳細を任せてしまうということもできます。

しかし、言い換えると基礎を知らないということは「作りを職人に丸投げするしかない」デザイナーになってしまうのですね。
今の勉強方法でもいいのでぜひ、基礎に関することを学んでみてくださいね!

そして加工を自分以外のかたにお願いするとなると、イメージの相違がどうしても出やすくなります。ブレスレットは石座が大きすぎるとゴロゴロしてつけにくくなりますし、厚みを抑えて付け心地よく、といったジュエリーを多角的に勉強をもっと極めてみたいかたにおすすめなのはこちらの講座です。

 

デザインを趣味からお仕事にしてみたい、じっくり腰を据えて勉強してみたい!とお考えの方は、ジュエリーデザインプロコースをご検討ください。

 

お問い合わせはこちらからお気軽にどうぞ!