有料セミナー開催者向け/レビューを著作権に触れさせない伝え方

有料セミナーのレポートを書いてくれるのは嬉しい。
でも講座内容をブログやSNSに事細かに書かれるのは困ってしまう。
そんなお悩みありませんか?

こないだ出たセミナーでこの伝え方いいなと思ったので
ご紹介します。

レビューと著作権侵害

開催者の立場になってみたらわかることなのですが
有料で提供しているサービスを無償で提供されてしまうと
お金を払って学んでくれている他の方にとっても
失礼なことなんですよね。

「ちょっと教えてよ」って自分が有償で出してる
サービスを無料で教えてって言われたら困るのに
それと同じことをしているってことになるのです。

それも「悪気なく、好意で」本人はやっている
場合が多いから、主催者の方も伝え方困りますよね。

 

こないだ出たセミナーで、
これうまいなって思った伝え方をご紹介します。

1次情報・2次情報・3次情報

1次情報とは、この場合
セミナー主催者が話す内容のことです。
他のフィルターが入っていない、
純粋な情報です。

それに対して2次情報とは
そのセミナーを聴いた人が知る情報のこと。
セミナー主催者から直で聴いていても
自分の耳を通して聴いた時点で
2次情報となります。

そしてそのきいた内容を誰かに伝えると
その情報は3次情報になるのです。

SNSやYouTubeで知る知識も3次情報のものが
多い。そして3次情報って間違って伝わっている
ものがとっても多いのです。

あなたの本業でやっていることをYouTubeで話してる人
みた時に「え。それ違うけど」みたいに思ったこと
ありませんか?ありますよね。

3次情報って
「勘違いして本気で間違っている人」と
「故意に必要な情報を明かしてない」ものがあるのです。

でも、間違った情報なのに
めっちゃいいね付いてたりする。
いいねついてるってことは
この人が言ってること正しいのかなと
思われてしまって、さらに情報が
ひとり歩きするのを助長することになるのです。

3次情報(まちがった情報)を伝えるひとになりたくないと思わせる

結論から言うとこれです。

YouTubeやSNSの情報がいかに間違ったことを
伝えているかを受講者の方に伝えて、
受講者の方が誰かに伝える時点で
どんなに細かく書いたとしても
それは3次情報になるということを
講座の冒頭に話して理解させる。

やっぱりね、人のセミナー出るのも
ほんと勉強になる。

私が出たセミナーの主催者は
「著作権」のことなんて一言も言わずに
聴いてる人に、著作権に触れる内容を
ブログに書いたりしないようにしてた
と思います。

著作権って大事なんだよね。


著作権とか言うと(大切なことなんだけど)
ちょっと面倒い印象与えるし、そんなこと
思ってない人のやる気削ぐことにもなりそうで
講師の方もどう伝えたらいいのか躊躇するのです。

自分がお金出して学んだことは
自分のために使うものであって
誰かとシェアするためのものでは
ないですよね。

自分が学んだ内容でも誰かとシェアした内容は
何をどうしても3次情報なんです。

自分の3次情報が誰かに伝わったことで
講師の方が迷惑するってこともありうるんですよね。
講師に迷惑がかかることは受講者の方も望んでいないはず。

講師の方でもやもやしてる人も多いと思います。
「1次情報・2次情報・3次情報」の違いを
伝えることでモヤモヤが減ると思いますよ!
ぜひ試してみてくださいね!