好きを仕事にしたい人が「自分の好き」を細分化するメリット

私は、ジュエリーデザイナーとして活動
していますが、ジュエリーのお仕事の中
でも「絵を描く」デザインに特化して
お仕事をしています。

好きを仕事にしたいと考えている方は
自分が好きだなと思った事を
より細分化してその中の
「どれが」好きなのか
考えてみてください

例えば
ジュエリーのお仕事って一口にいっても
デザイン、加工、販売、管理がある。
ジュエリーが好き、ジュエリーのお仕事
したい!と思った時に加工は
基本的に職人さんに依頼することを
選びました。

その理由は
「好きでやっている人にはかなわない」からです。

好きでやっている人にはかなわない

「その仕事を好きで、
いくらでもやっていられる人には
かなわない」これほんと。

 

原型(量産するための型)を
作る事はあります。
「ニュアンスが伝わりにくい」場合や
「伝えるより作った方が早い」場合、
「私が作った方がいい」場合など。

 

でも、私は同じものを大量に作るの
向いてないな、と学生の頃やった
課題で気がつきました。
課題の「○○mm*○○mm」に合わせるのが
苦痛。

水晶研磨の課題で、(今でも覚えてる)
2cm*3cm、厚み1cmの板をつくり、
板の上部を丸く研磨する課題があったのですが
(用は墓石みたいなイメージ)

「石がこうなりたがっている!!」
(@22歳)とかいって
まあああああ何個課題と違うのつくって
作り直したか。。。

職人さんってすごいのですよ!
同じデザインを例えば10個オーダーされたら
どんどん仕上がりがよくなるのです。

もっとこうしたら綺麗になるんじゃないか
とか
もっとこうしたらいいんじゃないか
とか

研究するんですよ。
同じデザインでも「もっと」
を追求できるのです。
それってすごい才能。

でも、私はその才能はない。
その代わり、私は人の「欲しい」
形を「引き出す」能力があるし
それやってると楽しいのです。

だから、おなじものを大量につくる
ことより、接客やデザインの絵を
書く技術をあげる方を選びました。

「できるかもしれない」けれど
「やらない」選択をしています。

「全部」できる必要なんてないのです。
自分より得意で好きな人がいるのなら
任せた方がいいものができるのだったら
自分が好きな分野に特化した方が
みんな幸せですよね。

デザイナーになりたい、といっても
作家として自分が「作りたい」なのか
デザイナーとして「絵を描きたい」なのかは
見極める必要があります。

「作れないとデザイナーになれない」なんて
言う人もいますけれど、20数年デザイナーとして
活動してきた私からみたら
そんな事全くありません。
ただ、「知識」は必要です。

ジュエリーをやってみたい。
でも「作る事」にそんなに興味はない。
私みたいな人がジュエリーデザインを
学べる学校を作っています。

アンリガトウジュエリー学園

実は、加工を職人さんに依頼しているのは
もう一つ理由があるのですが
それはまた次回。どうぞお楽しみに!

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