ダイヤモンドのカラットという単位。実は宝石全般に使うって知ってる?
ダイヤモンドによく使われるカラットという単位。
あれは「大きさ」ではなく「重さ」の事です。
カラットという単位について
カラット(carat、記号: ct、car)ときくと
どうしても「大きさ」を想像してしまいますよね。
でも、実は「重さ」の単位なのです。
ではどれくらいの重さだと思いますか?
答えは、1カラット=0.2g(グラム)。
ダイヤモンドだけでなく、他のカラーストーンに対しても使用します。
ミネラルフェア等で外国からきた出展者さんのブースでは、1粒あたりの値段がついていなくて1カラットあたりの表記がされており、好みの石を見つけたらそれを渡してキャラ測りという機械を使って重さを測るのです。
ダイヤモンド=カラット、であり
宝石の単位=カラット、なのですね。
重さを表す単位なので、例えば直径が10mmで厚みが薄い石よりも直径が8mmで厚みがある石の方が重くなり、カラット数が上がるという仕組みです。大きな石だとカラット数が大きいと取引高が高くなりがちなので、プロポーション(カット)の良さよりも重さ(厚み)を優先した石というものも存在します。
厚みがあると高さがでるのでちょっと使いづらいのですが、重さの単位で取引をしている関係上、そうなっています。
金にカラットという単位を使う場合
実は金にもカラットという単位があります。
カラット(karat、記号: K、Kt)
でも、「重さ」ではなくて「金の含まれている割合=純度を24分率で表す単位」をさすのです。
例えば24金(純金)は24カラット。
そしてこのカラットの表記、実はスペルが違うのです。
宝石の重さの単位「カラット」は「carat」
金の純度を表す単位「カラット」は「karat」
面白いですよね!
今日は、ジュエリーコラムとしてカラットについてお話してみました。
また面白そうなネタがありましたらコラムにしていきますね!
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