ジュエリーデザイン画無料アドバイス事例/5,リスのバレッタ

先着10名モニター募集/ジュエリーデザイン画無料アドバイスにご応募いただきました。

素敵なジュエリーデザイナーさんが増えたら嬉しいな、という思いで企画しました。ジュエリーデザインって楽しいし、絵を描くことは癒しにもなります。どなた様もお気軽にエントリーしてくださいね!(締め切りはHPでお知らせします。)

 

ご依頼いただいたデザイン画

なんと中学生のお嬢さんからエントリーしていただきました!こちらがポイントをお伝えする前のデザイン画。

リスのバレッタ

 

コメント

描いたことがないので、スケッチみたいになってしまいましたが…

土台はバレッタです。
全体は金で、どんぐりの帽子?の部分を銅でのつもりです!
木の実はルビー、地面の暖色系のストーンはカーネリアンやメノウ、サンストーンとかのつもりです!
リスの目はブラックダイヤモンドのカボッションです。

よろしくお願いします!

 

可愛いリスのバレッタですね!お母さまがジュエリーの加工やデザインを手掛けられているからか、石の名前や金属の指定もしっかりしていただきました!これは将来が楽しみですね^^

よくできているのですが、こうすると実際に「作れる」デザインになるというポイントをお伝えしていきます。

*今回のアドバイスはデザイン画を「作れる」形にするためのワンポイントアドバイスを行っております。

 

まずはデザインを実際のサイズに展開してみる。

バレッタは頭につけるものなので、だいたいの大きさが決まっています。
さらに、ベースを金にするということですので、大きくすればするほど重くなります。
頭髪につけるものなので、重すぎると落ちてしまいますので、適度な大きさを考えてみましょう。

 

金の比重

番外編として比重について。金・銀・銅で同じ大きさのデザインを作ったとき、重さが違ってくるのです。

金は1㎤あたりおよそ 19.3g
銀は1㎤あたりおよそ10.5g
銅は1㎤あたりおよそ 8.96g

これが目安です。

作りたいと思っているバレッタのさいずを、縦サイズ×横サイズ×厚みで
体積をだし、計算してみましょう。何gになりましたか?

お手持ちの金属バレッタで一番重たいものを比べてみてもいいですね!
「実際にこれを作ったらどれくらいの重さになるのか」を考えながらデザインするのも大切なポイントです。

 

リスのバレッタ

 

どんぐりの石どめの方法を考える

このデザインを描いた方は「描いたことがない」ということだったのですが、リスの足元に敷き詰められたメレ石にちゃんと爪がかかっているのです。ここを意識できるのはポイント高いですね〜!!!素晴らしい!めっっっっちゃセンスあると思います!ぜひこれからも勉強続けてほしい!!

木の実はルビー、どんぐりの帽子の部分を銅で作成予定なので、ルビーの石を留める際はドングりの帽子部分で抑えることになるのですが、帽子だけだと、下から抜け落ちてしまいそうなのわかりますでしょうか。

どんぐりの実に使われるルビーを、この形で留めるには最低もう1箇所爪を作る必要があります。拾ったどんぐりの実をみてみると、とんがった先端にぽつっと点があるものがありますよね。あのイメージで爪を作ったらよりどんぐりらしくなって素敵なのではないでしょうか。

イメージ的にはこんな感じです。

どんぐり修正

 

今回はワンポイントアドバイスなのでこちらで終了といたします。
ぜひ詳細細かいところ詰めていってくださいね!

 

ジュエリーのデザインを勉強する方へ

 

実は、ジュエリーデザイン画をどの時点で完成にするかは加工の条件にも左右されます。例えばご夫婦でお仕事をしていて加工職人とペアで製作を行う等の場合は、正面からのデザインを完成させてそれ以降をパートナーの職人に加工詳細を任せてしまうということもできます。

しかし、言い換えると基礎を知らないということは「作りを職人に丸投げするしかない」デザイナーになってしまうのですね。
今の勉強方法でもいいのでぜひ、基礎に関することを学んでみてくださいね!

そして加工を自分以外のかたにお願いするとなると、イメージの相違がどうしても出やすくなります。ブレスレットは石座が大きすぎるとゴロゴロしてつけにくくなりますし、厚みを抑えて付け心地よく、といったジュエリーを多角的に勉強をもっと極めてみたいかたにおすすめなのはこちらの講座です。

 

デザインを趣味からお仕事にしてみたい、じっくり腰を据えて勉強してみたい!とお考えの方は、ジュエリーデザインプロコースをご検討ください。

 

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