田中オリエプロフィールストーリー⑵やりたいことがわからない!
これまではこちら
無事、特殊法人に入った私。
仕事は、1ヶ月ごとに病院から送られてくる
レセプトチェックとその管理。
毎月おなじ業務がおなじサイクルで繰り返されるので
覚えてしまえば仕事は楽。
毎月「新薬」は出るし
「薬価基準」っていう分厚い本もあって
勉強することがなくなることはない!!!
薬に興味がある人にはね(笑)
私は、自分がやっているお仕事に
あんまり興味が持てなかったのです。
でも、父から「仕事はお小遣いもらうためのもの」
って教えてもらったから
こんなものなのかな?
と思って、アフターファイブを充実させたりしていました。
が
いたんですよ。イヤな上司!!!18で会社入っているから、ピチピチなわけですよ
今もこういうのかな?「お局」的なのがいたの!!!!
でね、もう腹に据えかねるようなこと言われたことがあって。
辞めてやる〜〜〜〜!!!
って思ったのですが。
そこはやはり
「合理的」な私。
ここがイヤだから、で辞めたとして、例えば次に勤めた会社に
同じような人に会ったときにまた辞めるのか?
と自問自答。
それはイヤだな。
じゃあ、
「やりたいこと見つけたから辞めます」って言おう!!!
と。決めました。
あのね、まずそう決めたのです。結果が先。
でもね、ここポイントなのですが。
私、自分がやりたいことわかってなかったの。
私、何やりたいんだろう???一生やりたいことってなに??ってなったんですね。
で、そのころ読んでいた本にあったのですが。
「その人が一生やっていく仕事は、
20歳までにやってきたことのなかにある」
(細かいところ忘れてしまいましたがそういうニュアンスです)これを読んだとき、わたしは19歳でした。
普通に考えると、20歳までにやってきたこと、だから作者の意図的には「これまでのじぶんを掘り起こそうよ」「振り返ってみようよ」だと思うのです。
でも、わたしはなにを思ったか、そうは捉えなかったのですね(^^;)
そっか!!!20まであと1年ある!!!じゃあ、20歳までいろんなことやってみよう!
あの頃のじぶんにハリセン入れてやりたいですが(笑)そのときはそう思っちゃったのですね。
で、なにをやりたいかな〜、と思って。考えて。手当たり次第
興味が湧いたことを始めてみました。どれくらい手当たり次第だったかというと。
月曜:英会話
火曜:茶道(表千家)
水曜:絵画(油絵の教室)
木曜:洋裁
金曜:絵画
土曜:着付 → 茶道 → 習字
日曜:オフ
好きな事を見つけるためにとりあえずなんでもやる!を「現代で」実践する方法
・・・頭おかしい。そしてなに、そのスケジュール。。。。
わたしなりに考えていたのは
「イヤだったら続かないはずだし体力持たないはずだから、1つずつ試すんじゃなくって同時にやってみよう」
でも、19歳の体力恐るべし。このスケジュールが続けられちゃったのですよ。
1年も!!
要は20歳になったので「20歳までにやってきたこと」リストが作れた、とおもったのです。そこでやっと、自分の振り返りをやりました。(遅っ!)
月曜:英会話=楽しいから続けよう。でも仕事って感じじゃないな。
火曜:茶道=茶道はあの雰囲気は好き。でも茶道を仕事には難しいかな。
水・金:絵画(油絵の教室)=小学校から図画工作は好きだった。でも「5」とかじゃないし。
でもフェルメールみたいな絵を描ける「画家」っていいかも♡
木曜:洋裁=ミシンと相性がわるいからこれはナシだな。
土曜:着付= 留袖まで着られたからもういいや。振り袖着付けることないだろうし。
習字= 興味がうすれてきたからもういいや。
残ったのは「画家」そうなのです。最初は画家になりたいと思ってたのです。
絵を描いて食べていけるっていい!!みたいな(笑)
でも、そんな「絵を描いて食べていける仕事ないかな?」ってアンテナを立てたことでこんな出会いがあり、まさに人生が変わりました(^^)
つづきます。
[かさこ塾フェスタ]