パーソナルカラーでゴールドが似合うと言われたあなたへ/金色ジュエリー選び方
パーソナルカラー診断を受けてみたら、どうやら私は銀色より金色のほうが似合うらしい。でも持っているのは銀色のものばかりなんだよな。金色のジュエリーってどんなものがあるんだろう?
そんなご相談をいただきました。金色って一言で行っても実はいろんな素材があるのです。今日は、K18,K10等の金が配合されている貴金属ではない、「コーティング」や「めっき」によって金色を塗布している素材についてのお話です。
金色の金属には何がある?
・K24(24金)K18(18金)K10(10金)等の金の成分が入った、金属
・シルバーや真鍮に金の成分が入ったコーティングが施されたもの
・アクセサリーパーツ店等で手軽に手に入る、金メッキの合金
等があります。
コーティングとは
アクセサリーパーツ店で市販されている1こ100円位のパーツってありますよね。金色をしているものもあります。
でも、あの色は「金の成分が入っていない」金色メッキ、です。なので結構すぐ剥がれますよね。。。
(以前アクセサリーショップで買ったピアスのメッキが3日で取れて閉口したことがあります。)パーツ屋さんの素材は合金であることが多く、合金は「メッキの掛け直し」ができません。要は、めっきが剥げたら捨てるしかないのです。
ジュエリーのメッキは、真鍮以上の素材につかわれているもので、金の成分が入っています。コーティングがとれたら、磨き直して、再度コーティングをかけ直すことができます。
銀の変色防止に便利な「ロジウムコーティング」やK18コーティング。でも、このコーティングは「永遠」ではありません。毎日使っていくうちに少しずつ表面が摩耗し、そして中のシルバーが表に出てきます。
GP(ゴールドプレイティッド):金の成分が入ったコーティング。
RP(ロジウムプレイティッド):ロジウムでコーティングしたものです。
ちなみにGF(ゴールドフィルド):真鍮に、金を圧着(厚メッキ)したもの。
こちらは、猫のしっぽがモチーフのイヤーカフ、「Gato」です。左が作り立てホヤホヤ、右は私が2年位ほぼ毎日つかっっていたもの。
gatoは、テクスチャーがついていて、コーティングが取れてきてシルバーの色が出てきても、それが味になるようなデザインです。
コーティングは、元々の素材の上に、別の素材をかけたものです。ですので、かけた金属の膜がすり減ったり、傷がついたりして中の金属が露出すると、変色がはじまります。要は、永遠ではないのですね。
黒く変色したペンダントの仕上げ直し&再コーティング/思い出のネックレスが蘇った!
の記事でもご紹介したように、ずっとしまいっぱなしにしていて真っ黒に変色してしまう、ということも往々にあるのです。
金色のジュエリーが欲しいな、とおもった時は、
・手軽に手に入る金メッキ素材(合金+金色メッキ)
・シルバーや真鍮に金コーティングした素材(金成分含有)
・K10(10/24金が含まれている素材)
・K18(18/24金が含まれている素材)
・K24(24/24金=純金)
の順で変色しづらくなります。
そう、K18でも変色するのですよ!金の中に銅の成分が入っているので、時間が立つと少し赤味を帯びた色になるのです。
ベビーリング等、将来はお渡ししたいなとお考えの大切な方へのプレゼントをお考えだったり、自分の為のとっておきのプレゼントを探そう!と思われている場合は、予算が許せば金成分の入ったものがおすすめです。シルバーの良さは金属の軽さと扱いやすさにあるのですが、変色しやすいのもまた事実。ぜひ、納得のいくお品物をお選びになってくださいね!
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