一生使えるあこや真珠ネックレスの選び方/色と価値の見分け方

一生もののあこや真珠ネックレス。何本も買うものではないから、自分にぴったりのものを選びたいですよね!

でも、アコヤ真珠を見始めて気がつくのが「真珠の色って白だけじゃないんだ!」ということ。たくさんみていくうちに目が肥えてきて、色の違いが見分けられるようになってきます。

ホワイト、ピンク系、青系とあるけれど結局どれが価値が高いの?って思いますよね。真珠の見分けポイントをブログにしていきます。

真珠の色による価値の違い

アコヤ真珠を見極めるポイントは「巻き」と「テリ」です。さらに白系よりもピンク系、ピンク系よりもブルー系の方が高価になりやすいです。

これはもうたくさんみて目を肥やすのが一番!なのですが写真でお伝えしてみますね。下の写真をみると、上はピンク系、下は白系に見えます。

日本人は赤みのある肌の方が多いのもあって、ピンク系を好まれる方が多いです。
ではもうちょっと寄ってみましょう!

この2つを見比べると、上のほうが少しくっきりとした映り込みがありますね。下の方は映ってはいるのですが上と比べると少しぼんやりしています。
このはっきりと映り込むくらいの珠を「巻きがいい」といい、価値が高くなるという傾向にあります。

ちなみに下の珠を見てみてください。しっかりとした映り込みがあり、全体に少し青みを感じるような色をしています。

この緑の色味がでる珠=巻きが厚め(巻きがいい)の珠になります。顔が映るくらいのものだとかなり巻きがいいほう、になりますね!

ちなみに巻きってどれくらい厚みがあるのでしょう。

真珠層の厚み種類

アコヤ真珠を輪切りにすると、中に「核」があります。
その核の周りを真珠層が巻きついていき、あの美しい輝きが生まれます。

真珠層の厚みは0.1~0.4mmのものが多く出回っています。

0.1mmの巻きというのはTVショッピング等で激安で販売されているもの。
傷がないですよ!とトークしていますが、核ってつるっとしているものなので、「傷がない=巻きが薄い」と言われると納得しますよね。

傷がないくらい巻きがうすいものかそうでなければ傷がない=めちゃくちゃ高価、のどちらしかありません。

ちなみに0.2mmくらいの巻きだと中級品になります。
0.3mm巻いてるといいもの、と呼ばれるクラス。
0.4mm以上が花珠と呼ばれる高品質のものになります。

巻きがよくテリがあるものはえくぼと呼ばれる小さなくぼみがあったとしても、変色しにくく変色するのに時間がかかります。
選ぶのであればえくぼの有無よりも色(巻き)を優先するのがおすすめです。

値段の目安としては、もちろんいいものを安く販売しているところはあると思いますが、セットで10万円クラスのものは正直おすすめできないな、という印象です。
安いもの=巻きが薄いもの=黄色く変色しやすいもの、となります。

今日は、一生使えるあこや真珠のサイズについてお話しました。
今回パール屋さんからかなりいろいろレクチャーしてもらったので、パールのことは今後も書いていきますね!

一生もののあこや真珠お探しの方はぜひ、お声がけください。
パール屋さんの友人から、商品をお貸し出ししてもらってアンリガトウサロンでゆったりと見比べながらお選びいただけます。百貨店等で買うよりも確実に良いものをお手頃価格でお分けしますのでぜひご検討くださいませ。

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