ちょっとタダで教えてよ問題のスマートな解決方法
先日、生徒さんからこんな相談をされました。
百貨店等に出店をしている方なのですが
どうやって今のように活動ができているのか
知りたいと気軽に質問されたそうなのです。
いわゆる「ちょっとタダで教えてよ」案件です。
あなたの強み(得意としていることや経験)を
タダで教えてよと言われた時。
あなただったらどう対応しますか?
時間対費用意識
会社員だった時は、一生懸命働いていようが、たとえ
サボろうが、固定給が入りますよね。
でも個人事業主は、どれだけ一生懸命働いても、
収入にならないことがあります。
あなたが時間をかけて学んだことを
「教えてよ」(タダで)というのは
かなり失礼なことを言われている
ということなんですよね。
その人があなたにしようとしたのは「搾取」です
「ちょっと教えてくれるくらいいいじゃない」
そう言ってくる人もいるかもしれませんね。
でもそれって、あなたの時間を、あなたの経験を
「無料で」欲しいと言っていることなのです。
さらにこういうこと言ってくる人に共通する
ポイントとして、そこまで交流がない方なんですよね。
お友達でもない人に、どうして無料で奉仕しなきゃ
いけないんでしょう。
理由があるならぜひ伺いたいものです。
交流がきちんとあるお友達はむしろ、
「払うから、むしろ払わせて!!!」 と言ってきます。
「無料でもらって得をする」でも、その代償を
別のところで払うことになることを知っているんですね
搾取させない2つの方法
でも、これから搾取されるのは避けたいですよね!
私だったらどうするか考えてみました。
教えない方法
「秘密♡」で煙に巻くというのも1つの方法です。
多少感じ悪く思われるかもしれませんが、
最初に感じ悪いことをしてきたのは相手側なので
あなたが気にすることはないのです。
鈍感力、大事ですよ!!
無料でなく教える方法
もう1つは「有料で聞ける」メニューを
作っておけばいいのです。
タダで教えてよ、タダでやってよ、に対して失礼な!!
と怒っても、相手に悪気がない場合もあるんですよね。
そこでメニューがあるよ、と提示することで
その人が搾取しようとして寄ってきただけの人だったのか、
あなたの経験を学びたいと真摯に思って
問い合わせてきた人なのか判断ができます。
私の場合、これを作ったことで、
「ちょっと教えてよ、(無料で)」は
かなり撲滅できました。
アンリガトウの相談メニュー
私の経験上、「この人なんか変だな」とか
「なんかしっくりしないな」という人とは
関わらない方が賢明です。
後々、あ〜〜あのとき第六感的なのが
サイン出してたのにね〜〜〜と思うはずなんですよ。
ちゃんと、事前にわかったのに、その警告を
「気のせい」とか「第一印象で決めちゃいけない」とか
自分で押さえ込んでるんです。
でもそういう時って後から「あ〜〜やっぱりね」
みたいなことになる。
変な人は有料メニュー出すだけで
退散してくれる場合が多いです。
有料で出してるものを無料にしては
流石に言いにくいですものね。
お試しできるサービスを出している人いるけど、
もっと手前の「聞ける」メニューが必要なんです。
お友達でもここまではいいけど
これ以上はってあったりしますし、
有料と打ち出しておくことで、
無料で教えてもらうことは特別で
特例なんだと暗に伝えて貸しにする
こともできるのです。
私の場合
私は、フルオーダーの相談は無料に
していますが、OEM/ODMのデザイン相談は
2回目以降有料にしてます。
また、講座を終了した生徒さんからであっても
他の生徒さんにお金をいただいて教えている内容、
図面の指導が入るものは有料サービスをご案内しています。
ぜひ、あなたもあなたの経験が聞ける有料メニュー、
作ってみてくださいね!
相談メニュー作りのご相談も可能です。
お問い合わせはこちらからどうぞ。