田中オリエプロフィールストーリー⑷就職活動必勝法
これまではこちら
東京で就職したい!と思った私は、メジャーどころの試験受け続けました。
甲府から東京ってバスで行けるのです。回数券になってるかいじ切符もよく使ったなあ(^^)
なにせ「自分の貯金」で来ているので「卒業旅行」で海外にいく、なんて贅沢はできないのですよ。
だったら、東京の就職活動の交通費を「卒業旅行」と割り切ろう
ジュエリー専門雑誌やファッション雑誌の掲載一覧からジュエリーメーカーの住所みつけて
「手紙」書いてましたよ。
会社案内請求して「ジュエリーデザイナーの募集をしていないでしょうか」って。
めっちゃアナログ!!!
今って、リクナビでしたっけ、便利なのありますよね。そんなのなかったからひたすら手書き。
研究科のとき使ってたのは
Macもない時代、
パソコンではなくてワープロ!!!
それも父のお古(^^)時代が・・・・
卒業制作発表をワープロで仕上げた記憶がうっすらありますよ(^^;)
懐かしいなあ・・・
資料請求してデザイナーの募集しているところに申し込みし、
面接や試験を受けに行く、ということを繰り返していましたが
ことごとく落ちたんですね(^^;)
大卒でないと試験すら受けさせてくれないメーカーもあったなあ。
でも東京にでたかった私。同級生から、「東京でジュエリー関係の仕事をしていたことがある人」を
紹介してもらって、その方に話を聞くことに。
そしたら、アンというアルバイト雑誌にたまに情報が出るよ、と教えてもらったのです。
で、毎号欠かさずチェック。
そして見つけたんです!いまはなき「とらばーゆ」という
転職雑誌で、ジュエリーデザイナー「経験者」の募集!!!
・・・・・
その時の私は学生なので
ジュエリー業界でデザイナーをした経験はもちろんありません。
考えたのですが、結局その会社に電話をしました。
「経験者募集とあったのですが今年新卒なんです。面接してくれませんか?」
おまえ募集内容読んでないだろー(^^;)って問い合わせですけど
面白いなと思ってくれたようで無事面接してもらえることに
超ラッキーですよね(^^)
そして面接当日。
スマホも携帯も持っていなかった私は
「東京」の地図を片手に会社へ訪問。
まんまと迷い。。。
そして面談時間に遅刻。。。。
終わったな….と思いましたよ(^^;)
面談にでてくれた部長さんからも「君、遅刻だよ」って怒られましたからね。
あ、これ落ちたな、と。でもこれしかたないな、と。
当日は会社が当初予定していた「中途採用のジュエリーデザイナー」さんも一緒に
会社の工場見学に行かせてもらえることになっていました。
もう落ちたの確定!と思っていた私は、
開き直り(^^)
「せっかく来たんだからこのデザイナーさんにもアドバイスもらおう!」と、
工場へ向かう車の車中でそのデザイナーさんに自分のポートフォリオ(作品集)を見せて
作品について相談していたんです。
車中にその部長がいる状況でね(^^)
落ちたと思ってるから怖いものないし、
「ただ交通費かけて東京に来ただけ」になっちゃうのいやで(笑)
今思えば、それが良かったみたいで。採用してもらえました(^^)
何がどう転ぶかかわからないものですね(笑)
そんなこんなで東京での就職が決まり
ジュエリーデザイナーとしてのお仕事が始まりました
つづきます
[かさこ塾フェスタ]