ジュエリーリフォームQ&A「リフォームで石が小さくなる?」
ジュエリーリフォームのちょっとした疑問を
解決する「ジュエリーリフォームQ&A」
今回いただいたのは
リフォームすると石が小さく
なっちゃうんじゃないの?というご相談です。
結論からいうと、「小さくなりません」
安心してくださいね!
ジュエリーリフォームのしくみ
下の写真は、右上と左下のリングの石を外して
ネックレスにリフォームしたものです。
リフォームするときはまず、石を傷つけない
事を第一優先として、石を外します。
上の立て爪リングであれば、爪の1本1本を
爪起こし、という器具を使って石から外して
いくのです。
ただ、ダイヤの場合は石が強いので爪を起こ
す方法で石を枠から外せることが多いのです
が、柔らかい石(硬度が低い石)は、爪を
起こすことで石が傷ついてしまう可能性が
あるので、爪をカットして外すのです。
それくらい、石を傷つけない事を第一優先で
石を外します。なので、ジュエリーを
リフォームに出して、石が小さくなるという
心配はいりません。
石に傷があった場合
ご希望により、になってしまいますが
リカットといって、石の表面傷を削りとる
方法もありはします。
でも正直おすすめしません。
石は、傷があると価値が下がる。それは確か
です。でも、傷をその石の個性と考えられ
ないでしょうか?
その傷をなかった事にするためには
傷がないところを削り、形を整える必要が
出てきてしまうのです。
例えば上の写真の白い石。
こちらはオパールなのですが、硬度が
とても柔らかい石なのです。
ご自身で加工をしようとして、石を割って
しまった、とお持ち込みいただきました。
でも、この石の欠けた部分は、ハチの羽で
隠してデザインしてしまえばわからなくなる
そう考えたご依頼者様が絵を描いて
イメージを伝えてくださいました
*このご依頼者様はジュエリーデザイナー
ですので、絵が上手いのです。
もっとラフなものでも安心して見せて
くださいね!
そして出来上がったのがこちら。
石が欠けていたなんてわからないですよね!
石の傷や欠けも個性として使う、でも物理的
に難しい場合はこんな風に隠してしまえば
いいのです。ひろがりますよね!
思い入れのある石や、欠けてしまって使え
ないと思われている石が、蘇るかも
しれませんよ!
ぜひお気軽にお問い合わせくださいね!
ご相談は無料です。
今度11/23(木祝)に大田区大森で出展する
メルカドおおたでもご相談いただけます。
お近くの方はぜひお手持ちのジュエリーを
お持ちになりご相談にいらしてくださいね!
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