ずっと着けたいと思える結婚指輪の選び方

毎日をスペシャルにするジュエリーライフスタイルをご提案
ライフスタイルジュエリーデザイナー
anne-li-gatou 代表 田中オリエです

 
マリッジリング。
結婚式の指輪交換の儀式で初めて左手の薬指にリングをはめる方も
多いのではないでしょうか。
結婚指輪=マリッジリングを選ぶとき。
これまでブライダルダイヤモンド業界No1の会社でデザイナーをしていた
わたしが感じる、「男性女性どちらの趣味を優先すべきか」問題の答えはこれ。

男性と女性、どちらかの趣味を優先とかない!

 
だってそうですよね。
ブライダルの会社でデザイナーをしていた私は他ブランドを見ていて常々思っていたのです。
「なんで、男性のリングは女性のリングのダイヤ無し、なの?」
太さも同じで石のあるなし、サイズが大きいかどうかの違いだけ。
なので私がデザインするマリッジリングは
お揃いがいい!というカップル(主に女性)の好みも考えて
でも、男性と女性の手の大きさが違うから、と太さはそれぞれにベストなバランスのものを
デザインも「お揃い感ありつつ、メンズリングはちょっと男性が好むライン」のように
違いをつけていました。
店頭でマリッジリングをお選びになるお客様を
販売担当者が接客するときにお二人の好みを伺う際、
もし、男性と女性の好みが違っていた場合にですね。
「女性の夢」である結婚式で使う1アイテムの指輪、
「女性が喜ぶ顔がみたい」という男気、
「リングにこだわるのってかっこ悪いかな?」という不安
「ここで俺が折れないと、女性が好むリングを選べない」という気持ち。
「女性に合わせてあげる器の大きさ」を表したい気持ち。
 
いろんなものが相まって
男性は「女の子の好きなデザイン」を選ぶ傾向にあるのです。
で、その結果どうなるか。
 
男性が、自分で好きなリングを選んでいない場合、
リングを「着けなくなる」可能性が高いのです。

男性が結婚指輪を「着けなくなる」きっかけ

結婚式が終わったあとに
何か力仕事をするきっかけがあったときに
「傷がついてしまうから」と外してしまって、そのまま。
という方が多いのです。
ジムに行って、ダンベルもったりするときに
リング着けたままやると変形するって言われたな、と思って
外してお家のケースにしまってそのまま、という方もいらっしゃいます。
 
結婚式で指輪交換のときだけ使って
あとは家族で出席する冠婚葬祭等のイベントにしか着けないから
「輪っか」で「はまればいい」と言って
本当にシンプルなリングを選ばれる人もいます。
そして本当にそのときにしか着けない、という方結構いらっしゃいます。
 
でもね、そのリングプラチナやK18で作ったリング、
市販されているリングであっても「決して安くはない」ですよね。
 
それって、女性が婚約指輪を大事にしまいこんで、
全然着けてくれないのと似たものを感じるのです。
 
それって「もったいなくないですか?」
 

おすすめの選び方

男性と女性が「同じデザインの石の有無」でしか選べない、ということは
「ないのです」
お互いに、お互いが一番好きなリングを選ぶこと。
石の有無の違い、じゃなくていいのです。
男性が太いデザインが好き、女性が細いデザインが好き。
男性がストレートのデザインが好き、女性はウエーブのデザインが好き。
いいのです。
お二人が「お互いに」好きな形を優先してリングを選んでください。
リングって今まで着けていなかった指に
金属をつけること。最初は馴染みにくいのです。
好きなデザインでないと
「つけること」が楽しくなくなる。
 
「着けたい」というリングじゃないと
「着てみたい」と思わない洋服がタンスの肥やしになるように
「着けたくない」リングになってしまうのです。
 
お二人の記念の結婚指輪は「お二人が」
「それぞれに」好きなデザインを選んでくださいね!
 

ちなみに私たち夫婦の場合

わたしは結婚指輪自分でデザインしました。
 
実は今までで一番難しかったお客様が「夫」!
好みがうるさいというか、主張がしっかりしているというか(笑)
提案しても提案しても「こうじゃないんだよね〜」
「もっとないの」みたいな。
 
いろいろ提案して、
「これがいい」と言わせた(笑)デザインは夫も気に入っているので
本当に毎日着けてくれています。
運動するときは、外すのですが
ベビーリングを通しているネックレスチェーンに通してつけるようにしてくれています。

結婚指輪を探しているカップルへ伝えたいこと。

男性が結婚指輪を「着け続けて」くれること。
それって「当たり前」のことじゃないのですよ。
結婚指輪を探されているカップルの女性にぜひお伝えしたいのは
「男性の好み」をきちんと尊重してリングを選んであげてほしいなということ。
普通、男の子は結婚指輪に自分の好みを「言いづらい」のだということを
女性側には是非知っておいてもらいたいなと思います。
特別なときにしか着けない結婚指輪、じゃなくて
家族の印としてお互いが身に付けたいと思うものをぜひ
選ばれてくださいね!
お揃い感のある、でもお二人の好みを優先したデザインの結婚指輪
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