プラド美術館展レポ/ベラスケス絵画の魅力は「人と違う事をする」だった!

今月2018.5.27まで
上野国立西洋美術館で開催中の
プラド美術館展へ行ってきました!

プラド美術館は、新婚旅行でも
行ったところだったのですが、
これ見たっけ?みたいな絵が
たくさんあって面白かったですよ!

なんと今回、夫の友人で
美術展内で放映されて
いる動画にも登場している、
川瀬佑介さんに直接解説して
頂くというなんともスペシャルな
体験をしたので、その解説をシェア!

これから展覧会にいく方は、
入場口近くでミッチーが解説してる
動画見てから入場するのがおすすめ。
川瀬さんも動画の中で魅力を解説
してくれています。

 

川瀬さんの著書はこちら。

 

メニッポス

今回、ベラスケスの絵が7点来日
したということなのですが、
川瀬さんの解説を聞いて、私が
一番身近にベラスケスを
感じたのがこの絵。

ベラスケス 「メニッポス」
1639-1640 プラド美術館、マドリード

 

 

この絵の隣には、ルーベンスの
「泣くヘラクレス」があるのですが
その理由が面白かった!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この絵は、哲学者を描いた絵。
そしておそらく、ルーベンスの
絵を見たあとに、ベラスケスは
メニッポスを描いたのであろう
とされています。

「哲学者」って言ったら
こういうもの、という価値観が
おそらくあった時代。

ルーベンスの作品を見ると
「哲学者」っぽい格好を
しているでしょう?

でも、ベラスケスは、
「新しい解釈」で哲学者を
描いた、とされているそう。

確かに、マントを着て斜に構えて
表情も「哲学者」っぽくない。

この時代に「哲学者」を描こうと
すると、まず選ばない方なんですって。

その時代の主人、王様に、
これはこういう意図があって、
こういう絵を書く、とプレゼン
したのかどうかはわかりませんが

他と同じ事をしていても
埋もれてしまうだけ。

他がしない事を、
それも勝手な解釈ではなく
きちんと説明できる解釈で
作品を作る。

「他と違う」事をしよう、という
意識で、なおかつそれに意味を
持たせる。なんだかベラスケスに
親近感が湧きました。

これって、現代にも置き換えられる
仕事術だな、と思います。

 

マルス

軍神マルスの絵です。
普通、マルスっていうと
勇ましい絵を書く。

でも、そのマルスが鎧を脱ぎ
決して引き締まっているとは
言えないお腹を出している
この絵。

マルスは戦いの神として
題材にもよく扱われていますが
そのマルスが鎧を脱いでしまう
くらい、平和な世の中を
王様が作る、という意味を
込めてのこの絵なんだそう。

なるほど〜!!!!
じゃないですか?

そして、この絵の隣には
ビーナスの絵が掛けられている
のですが、マルスとビーナスは
神話の中で恋仲だったそう。
いわば不倫。

でも、それが見つかって
ビーナスは連れ去られてしまった
という神話があるそうなのです。

神話にもっと詳しかったら、
マルスとビーナスが隣あって
展覧会に飾られているという
意味も知る事ができるのだなあと

神話にも興味が湧きましたよ!

プラド美術館展は
東京・上野の国立西洋美術館で
5/27 まで開催!

 

ベラスケスも、きっといろんな試行錯誤
をしながら、「人と違う事をしよう」を
繰り返していた画なんだな。

そう思いながら鑑賞すると
なんだか元気がもらえますよ!
ぜひ行ってみてくださいね。

 

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