一周デザインの入ったリングをサイズ直しするときの注意点

アンリガトウで提供している
ジュエリー写メール相談に
こんなご相談が届きました。

 

サイズ直しを依頼して戻ってきたら
模様が消えてしまっていて。。。
模様を入れ直すことできますか?

 

リングのサイズ直しを出すときには
彫り模様が全体に入ったリングを
サイズ直しに出すときは、
「模様がどうなるか」必ず確認して
くださいね!

 

サイズ直しの工程

 

リングのサイズを変更する「サイズ直し」は、
基本としてはリングを一度カットし、
サイズを大きくする場合は金属をプラス、
サイズを小さくする場合は不要な金属を切り出します。

そしてサイズ直し部分を溶接し直し、仕上げる。
この「仕上げる」という工程でリングの溶接に
使った金属用の「のり」がはみ出したり
火を当ててくすんだ部分を磨く必要があるのです。
だから、全体に入っている模様は消えてしまうのですね。

いれなおせる模様もある

 

手彫りで入っている模様は、入れ直しも
可能なものがあります。
手彫りマリッジ彫り直し事例はこちら。

 

 

全体に細かい堀模様が均一に入っているリングは
一般的に「マシンカット」と呼ばれるものがあり
これは機械にセットして、プログラムされた模様を
刃物で彫り込む方法になります。

なので同じ模様は同じ機械を使わないと
作れないのです。

おサイズ直しを依頼したお店では模様が消えるという
説明はされなかったそうで。。。これは悲しいですよね。。。

 

模様が消えてしまったリングを活用する方法

 

1.サイズ直しをしたところは模様が消えている
今の状態で、「そういうデザインなのだ」と
見えるようにする。
具体的にはアレンジで何か模様や
パーツを追加する等の方法があります。

 

2.模様を全部消してしまって、
別の模様を入れ直しする。
これは、手彫りとレーザ刻印という方法があります。

 

3.このまま、サイズ直し部分が
フェイドアウトしたデザインとして使う。

 

マシンカットのリングは
サイズ直しの方法が特殊なのです。
サイズ直しができないものがほとんど
と言っても過言ではないくらい。

大切なリングを一生身につけるためにも
おサイズ直しは慎重になさってくださいね!

アンリガトウでは
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