A4ジュエリー・アクセサリー仕様書フォーマットを無料配布

アンリガトウには他社ブランドのオリジナル商品をお作りするOEMサービス「ジュエリー小量OEMサービス」があります。
このサービスはご自身のブランドを強くするためのオリジナル商品開発を行うメニューになるのですが、他社で製造していた商品の原型(原型修正含む)やゴム型からの製作受注もお受け可能なものがあります。

ただ、原型からアンリガトウに依頼していただく場合とゴム型や原型を持ち込みで作る場合とでは、ご依頼の受け方が変わってきます。今日は、持ち込みで依頼する場合に必要なものをお伝えします。いろんなフォーマットがあってなかなかフィットしたものが探しにくい、仕様書のフォーマットも大公開します!是非ダウンロードしてお使いくださいね!

OEM引継ぎに必要なもの

アンリガトウで原型を作成し、量産したものは、職人も作り方を把握しています。だから、続けて量産に入る時もスムーズです。
しかし、他社で作成したものを同じように仕上げるというのは実はかなり技術がいることなのです。
それは「手」が違うから。

作り手が違うということは、作り方が違うのです。ということは、全く同じに作るのであればその工程を正確に伝える必要があります。では何が必要なのでしょうか。それは大きくいうと「サンプル」と「仕様書」です。

 

製品サンプル

サンプルは、これまで他社で作成して実際に販売している商品です。作って欲しいものを「これと同じ仕上がりにして欲しい」という参考になるものですね。チェーンのながさやロー付の有無、サンプルを確認しながら確認して仕上げていきます。
企業の中には、加工先に仕上げ用のサンプルを貸出続けておくところもあるくらい、見ながら作れるのはわかりやすく伝えやすいです。とはいえ、ずっとサンプルを貸し出し続けておけない、というところがほとんどですよね。だって1本不良在庫になってしまうのですから。サンプルがあったとしても、材料を手配するときにはそのチェーンの種類等を文字にしておく必要があります。
チェーンってほんと0.1mm単位で線形も太さも変わってくるのです。「これくらいだったかな」で仕事をしてもらうと大変なことになりますよね。そこで必要なのが「仕様書」です。

 

仕様書

仕様書とは、その商品の身体測定図ですね。ネックレスならば何のチェーンを何センチ使う、何センチのところに石座を挟む、全長は何センチになるように調整する、等です。

仕様書にはそれをみればその商品の作り方がわかるような、材料がわかるようなものを記載する必要があります。
でもこの仕様書って、いろいろあって、、、、結構大変なんですよねw

そこで!アンリガトウの仕様書フォーマットを公開します。A4でプリントアウトが可能。
ハンドメイド作家さんにも使いやすいのではないかしら。
自由にダウンロードして使ってくださいね!

基本的にはこの表に情報を当てはめていきます。

1,品名:商品名
2,仕様:特記事項があれば記載
3,材質:K10,SV925等の素材を記載します
4,ゴム型:ゴム型の情報を転記します。(色やゴム型に書いてある内容等)
5,打刻:金性の刻印有無を記載します。(細くて入らないものは刻印なしと明記)
6,キャスト:鋳造のことです。2パーツの場合は2パーツ、1パーツの場合はそう記載します。
7,仕上:ツヤあり、艶消しとうのげクスチャーや仕上げを記載します。
8,石留:中石留めとメレ留めは工賃が違います。また、堀留と爪留めでも異なります。基本的には石の留め方ごとに1列使用します。
9,メッキ:K10メッキ、K18メッキ、ロジウム等記載します。
10,右下の広いスペースには、写真を貼ります。コピペで貼れるはずなのでやってみてくださいね!

空欄は自由に石の種類やサイズ等記載してください。

記入例
仕様書の記入例をみたい!とご要望いただきましたので作成しました

仕様書作成にお困りの方はこちらからダウンロードできます。

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