田中オリエプロフィールストーリー⑺アテナ宝石デザイン研究所 線の引き方からやり直す
これまではこちら
もう一度、線の引き方から勉強し直したい。
そう思った私はアテナ宝石デザイン研究所へ入りました。
ここは「学校法人」ではありません。
でも、1日体験入学をしに行った時に、他の生徒さんへの
先生の指導方法、私への指導方法をみて、ここしかない!と思い
ここに決めました。
ここは面白い形態で、毎週水木金の13:00~21:00までのフリータイム制。
その時間内でどれだけいてもいいのです。
さらに、単位取得制で、その工程を先生がOK出したら次に進めるという方式。
でしたので、私は徹底的に集中して、一刻も早く技術を身につけることに専念しました。
それまでの貯金を使いつつ、月火で契約社員として企業で入力の仕事をし、
水木金で学校へ通って13:00~21:00までみっちりカリキュラムに取り組み、
土日でさらに課題を進める日々。
この時の集中っぷりは半端なかったです。
一日中、デザインのことばかり。
それも、講義の前半って本当に「基礎」なのです。
飽きやすいんですよね(笑)
それを乗り越えられたのは
前職のフルオーダー専門店で言われた
「おまえくらいのデザイナーはいくらでもいる」という言葉。
悔しさってバネになるっていうけれど
今思うと「あそこまで」言われていなかったら続けられなかったかも。
対面で通うタイプの学校ですらそれなので
もしそれがオンラインで受講するタイプの学校だったりしたら、、、
まあ、、、中だるみしたりしたでしょうね。
ジュエリーデザイナーに「なる」ことは実は簡単です。
でも、「本当に」描けるジュエリーデザイナーになるのが難しい。
なんどもなんどもやり直しをさせられる工程があったりと
嫌になる課題もあったのですが、なんとか乗り越え。
通常終了するのに3年はかかる工程を1年半で終了し卒業しました。
今でも最短卒業生として先生に覚えていただいております(笑)
ただ、私が教わっていた先生はもうこの学校の指導を離れてしまっていて
もう同じ内容を学べないというのが残念ではありますが。。。
この学校ではたくさんのコンテストに応募することもしておりまして、
私もコンペを見つけるたびに応募しておりました。
おかげで「コンペの強み」を見つけ(笑)
たくさんの賞をいただくことができました。
そしてコンテストで受賞したことが縁で、
業界最大手のダイヤモンド専門店に入社が決まったのです。
続きます。
[かさこ塾フェスタ]