この指輪はニセモノ?それとも本物??簡単な見分け方を教えます!

お手持ちのアクセサリーが混ざってしまって
どれがイミテーションでどれが金なのか
わからなくなってしまった!
そんな時の見分け方をお伝えします。
方法はずばり、「金性(きんしょう)刻印」です。

金性(きんしょう)刻印とは?

リングの内側に「K18」や「Pt900」等の
打刻がしてありますよね、あれを金性刻印と
いうのです。

先日完成したセルフマガジンの表紙のリング
には、日付の刻印が読み取れますが、
実はもっとその刻印の左側に、Pt900という
刻印(打刻〜だこく)がされています。
この金性(きんしょう)刻印があれば、
本物、ないとイミテーション、というのが
簡単な見分け方になります。
 

刻印には紛らわしいものがある

造幣局のホールマーク(ひし形に数字)

これが付いていると基本は安心です。
ただ、この刻印を打つためには、実は
同じ商品が2つ以上ある場合で、かつその
うちの1本を分析のために削る必要がある
ので、1本は無駄になってしまうのです。
大企業でないとこの刻印を出すのは難しい
それこそ何万本も同じものを製作している
会社であれば可能ではありますが、1本
無駄が出てしまうので普通は
付いておりません。
でも、K18の打刻は18金の刻印ですが、
主に海外で作られた製品に多い18Kは
K18以下の成分だったりすることが多い
ので注意が必要です。

ちなみに

K18GPのGPは「ゴールドプレイティッド」
でK18ではありません。
例えばアンリガトウの「Gato」という
猫のしっぽモチーフの耳が痛くならない
イヤーカフスはSV925にK18GPです。

これをK18で製作すると、この金額の何倍
ものお値段をつける必要が出てくるのです
シルバーにK18をコーティングすることで、
手軽に金の色味を楽しんでいただけるもの。
海外ではメジャーな製法です。
GPはアクセサリーパーツ屋さんの金メッキ
とは成分が違い、K18の成分が入っている
コーティングになります。

刻印が小さすぎて見えないわ!という方へ

虫眼鏡で見ても見えない!!
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東京武蔵小山で開催するワークショップ会場
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イベント会場は会議室で開催しますので、
お手持ちのアクセサリーを全てお持ち頂き
広げていただいてそれを1つ1つ拝見します。
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